「家族になる家」コンセプトムービー
LIFULL「家族になる家」
via vimeo.com
「家族になる家」とは
「家族になる家」プロジェクトでは、内部の温度や湿度を一定に保ちつつ維持・拡張を繰り返す「蟻塚」の仕組みを応用し、生活者や環境に合わせて有機的に変化する建築モデル、及びアルゴリズムを開発しています。3Dプリンターで粘土を立方体の形に切り出し、炉で焼いたものを最小パーツ、家の細胞とします。そして、空き家が建っている環境要因と、光や音など居住者が感じる快適指数を評価基準とし、細胞の位置を決定していきます。こうして家の形が有機的に変化、まるで成長するかのように拡張しながら、「家」そのものが居住者と共に暮らす家族のように寄り添います。
コンセプトムービー制作の背景
日本は、2033年には3軒に1軒は空き家になる(※1)といわれています。また、家族形態が変化していく中で核家族化、単身化が進み、近い将来、平均世帯人数が2人を切ろうとしています(※2)。人がもたらすぬくもりや安心感が家から失われつつある中、空き家を活用し、生命をインストールすることで、家が本来持っていた情緒感を再構築しようとする試みを、コンセプトムービー「家族になる家」として制作しました。
※1 野村総合研究所予測(2017年6月20日)
※2 厚生労働省 国民生活基礎調査の概況(平成28年)
※1 野村総合研究所予測(2017年6月20日)
※2 厚生労働省 国民生活基礎調査の概況(平成28年)
概要
【全体】
川嵜鋼平 Concept / Creative Director / Copywriter (LIFULL)
田中忍 Art Director / Project Manager (LIFULL)
山崎晴貴 Producer (Freelance)
【理論設計】
青木竜太 Director (Alternative Machine Inc.)
岡瑞起 Director (Alternative Machine Inc.)
升森 敦士 Algorithm Designer (Alternative Machine Inc.)
丸山 典宏 Algorithm Designer (Alternative Machine Inc.)
ラナ・シナパヤ Algorithm Designer (Alternative Machine Inc.)
池上高志 Adviser(Alternative Machine Inc.)
【デザイン / 開発】
秋吉浩気 Architect (VUILD)
加藤大直 Engineer (VUILD)
守矢拓海 Engineer (VUILD)
小林国弘 Engineer (VUILD)
高野和哉 Engineer (VUILD)
堀川淳一郎 Engineer (VUILD)
徳山隆 Producer (LIFULL)
【映像】
沖之城 典生 Copywriter (Onion)
辻 崇志 Film Director(Onion)
佐川 友星 Graphic Designer (Onion)
本田 悠樹 Film Producer (Onion)
avengers in sci-fi Music composer(SCIENCE ACTION)